エラ・フランシス・サンダース著、前田まゆみ訳、創元社「翻訳できない 0000世界のことば」を読みました。
曖昧なニュアンスなどを持つ世界のことば約50が載っており、インドネシア語から1つ「JAYUS」が載っていました。
インドネシア語を覚えれば、インドネシア語で書かれたインドネシア料理レシピ本も読めるようになる
インドネシア語「JAYUS」の他に、マレー語の「PISANG ZAPRA」も興味を引いた。
本書によると、JAYUS(ジャユス)はあまりに笑えないジョークで、逆に笑ってしまうしかないようなジョークの事を指すようです。
詳しくは本書を参照してください。
ニュアンスとしては、日本語で言う失笑を誘うようなものでしょうか…。
私もJAYUSという単語は知らなかったので、正確なニュアンスは分かりませんね。
今度インドネシア人に聞いてみようかと思います。
他にマレー語からは「PISANG ZAPRA(ピサンザプラ)」が載っています。
バナナを食べるのにかかる時間だそうです。
マレー語とインドネシア語は近いので、これもインドネシアで使われているのかもしれません。
とは言ってもよく分からないので、これもインドネシア人に聞いてみるのが早そうです。
さて、こちらの「翻訳できない世界のことば」では日本語からは4語も載っています。
載っているのは、「こもれび」「ぼけっと」「わびさび」「積ん読(つんどく)」です。
著者は日本人ではないのですがこれだけ日本語が載っていると、日本向けに書かれた本なのか?とさえ思ってしまいますね。