成城石井で購入。
以前に馬来風光美食のルンダンが販売されており、購入後記事にしていました。
パッケージが変わって販売されている事に気が付いていたのですが、中身がビーフルンダンに変わっていました。(以前はチキンルンダン)
成城石井で購入。
以前に馬来風光美食のルンダンが販売されており、購入後記事にしていました。
パッケージが変わって販売されている事に気が付いていたのですが、中身がビーフルンダンに変わっていました。(以前はチキンルンダン)
2つ前の記事として投稿していたはずが、反映されずに消えてしまいました。
思い出して記事にします。
Brahim’s Rendang Daging Lembu
前回の生地でご紹介したレトルトのビーフルンダンについて、今回は使用されている香辛料を掘り下げてみます。
カレーの味がカレー毎に異なるように、ルンダンの味もルンダンごとに異なります。
しかし、大まかにルンダンの味自体は傾向があるため、今回のルンダンについて香辛料を分析してみましょう。
また、マレーシア料理≒インドネシア料理のため、以下ではインドネシア料理を例にとっています。
使用されている原材料名は以下の通りです。(原材料表示は多い順です。)
・牛肉
・ローストココナッツ
・ココナッツミルク
・玉ねぎ
・植物油脂
・ガランガ根
・レモングラス
・砂糖
・タマリンド
・しょうが
・唐辛子
・コリアンダー
・食塩
・にんにく
・ターメリック
・クミン
・フェンネル
・黒コショウ
・ターメリック葉
・八角
・シナモン
・クローブ
・カルダモン
以上
ルンダンの味が想像できない方も、香辛料が列挙されると何となくイメージができますでしょうか。
次は実際に材料について、考えてみます。
・牛肉
牛肉が一番に来ています。日本では牛肉はどちらかと言えば高級な食材になりますが、インドネシアでは一般的に食べられており、日本ほど高価ではありません。
日本のレトルトカレーなどでは、具が少量ということもありますが、今回のルンダンについては、牛肉がたっぷり使用されており、食べ応えもありました。
・ローストココナッツ
・ココナッツミルク
ココナッツで煮込むため、重量的には牛肉の次になりますね。
ココナッツを煮込む際は、手を休めずに混ぜ続ける必要があり、中々根気が要ります。私もルンダンを作った時には、2時間程度混ぜ続け、中々手間がかかる料理だと思ったことがあります。(その分おいしいです!)
・ガランガ根
ガランガ(ガランガル)とは、インドネシアのしょうがです。日本のしょうがと風味が異なり、インドネシア料理によく使用されています。
・レモングラス
インドネシアの煮込み料理ではふんだんに使われることが多いです。
そのまま煮込むこともありますが、今回はすり潰しているようです。
・唐辛子
インドネシア料理の基本はやはり唐辛子です。ですが辛いだけでなく美味しいのは、唐辛子だけでなく他のスパイスがしっかりと旨みを引き出しているからです。
・タマリンド
・コリアンダー
・にんにく
・ターメリック
・クミン
・フェンネル
・黒コショウ
・八角
・シナモン
・クローブ
・カルダモン
酸味や風味づけなど、各種のスパイスが使用されています。
沢山のスパイスを使用することもルンダンの特徴ですね。
・ターメリック葉
インドネシア料理では、葉が使われることもよくあります。
コブミカンの葉などもよく使用されますね。
日本のエスニック料理(日本のインドネシア料理でも)には調味料としてナンプラーが使われることがよくあります。ナンプラーも良いのですが、現地の味の再現のためには、ただナンプラーを入れればいいわけではありません。
現地食材を購入した際には、香辛料をチェックすることで実際の現地の味の再現につながります。