高級食材にトリュフがある。

かのムツゴロウさんは美食家でもあり、フランスかどこかでトリュフを山程食べたという話はほんの少しだけ知られている。

さて、そのトリュフを直接使用するのは大変高価であり、困難な事が多い。

ただ、トリュフ塩やトリュフオイルなどの販売も広がってきており、今ではトリュフの風味を味わうことは気軽にできる。

トリュフ塩の使い所を試行錯誤した結果、個人的に一番良い使い方はコンソメ系のスープに使用する

トリュフ塩は当然その風味を活かして使うのがよい。

パスタなどには特に合うし、ポテトチップスやナッツなどに足すのもよいと思っている。

私がそれ以上におすすめするのがスープの隠し味として使用することである。

少し足すだけで、旨味が圧倒的に異なる。

特にコンソメ系のスープに加えるのが良い。

トリュフ塩の有無で食べ比べの比較実験を、私の子供を使ってこっそり行った。トリュフ塩ありのほうが圧倒的に飲みがよく、おかわり希望も絶えなかった。

数回実験してみたが、結果は同様であった。

今ではトリュフ塩をスープに加えることは私の料理の中でのスタンダードになっている。

子供を使った実験などしなくても、実際に使用してみれば、その味や風味の差は歴然だ。

私のおすすめのトリュフ塩としては、主に成城石井で売られているゲラントの塩のトリュフ塩や、マコーミックのトリュフ塩が使いやすくてよいと思っている。

トリュフ塩自体は比較的高価に感じるが、一度の使用量は少量であり、それを踏まえれば一回ごとのコストも数十円程度で済む。

それだけで絶品のスープが味わえるのだから、トリュフ塩のコストパフォーマンスは非常に良いと言える。

唯一の欠点はいわゆる普通のスープが物足りなくなってしまう点だ。

子供がトリュフありを当然と思っては大変である。そのためにも適度にトリュフ塩無しのスープも作るようにしている。