前回の記事「千葉県我孫子市レモングラスのナシゴレンランチ」の最後でミナンカバウ族について触れました。
ただ、「ミナンカバウって何?」という方が多いと思われますので、今回はミナンカバウ族とその伝統建築様式であるルマガダンについて紹介します。
スマトラ島ブキティンギ周辺にある多数のルマガダン、周辺地域を観光すれば沢山のルマガダンを見ることが出来る。
ミナンカバウ族はスマトラ島やマレーシアなどに住んでいます。
多民族国家であるインドネシアは多数の民族で構成されており、ミナンカバウ族もその一つです。
母系社会であるという事や、帆船の形をした屋根を持つ伝統住居「ルマガダン」などが特徴です。
そして、このルマガダンはかつての伝統的な物がしっかりと「観光名所」として保存されている物もあれば、街中に普通に点在している事もあります。
街中のルマガダンは現在でも住居として使われています。
新しく建築される住居でもルマガダン風にする場合もあると聞きます。
それでは、ブキティンギ周辺のルマガダンの一部を見ていきましょう。
保存状態が良く年数がたっているルマガダンは観光地になっている場合がある。
ブキティンギ動物園の資料館もルマガダン建築になっており、中に資料が展示されていた。
今回示したのはほんの一部です。
街中やその周辺ではルマガダンがごく自然に風景の一部として溶け込んでいます。