何かが違う日本のナシゴレンを分析する(インドネシアいろいろ11)

日本のカフェメニューなどにナシゴレンを目にすることは多くなりました。

これ自体は嬉しい事です。

一方で日本で食べるナシゴレンがあまり美味しくないことが多いのも事実でしょう。

これは残念なことです。

ナシゴレンは本来旨みがあって感動するほど美味しいものです。

美味しくないナシゴレンがメニューにあるために、日本でインドネシア料理が流行らないのかもしれません。

ナシゴレン(NASI GORENG)
インドネシアでは大文字表記が基本であり、Nasi Gorengは見ませんが、NASI GORENGの文字は街を歩けばしょっちゅう目にしますね。

nasigoreng.blog518

日本の何かが違うナシゴレンを分析する。

日本にある何かが違うナシゴレンにあるのは次のようなパターンが多いです。

やたらとナンプラーが入っている。

やたらとパクチーが入っている。

サンバルソース(唐辛子ソース)を使ってはいるものの、味付けがサンバルソースのみで辛いだけで旨みが無い。

ケチャップマニス(インドネシアの甘い醤油)を使っているが、味付けがケチャップマニスのみで、変に甘いだけで旨みが無い。

豚肉を使っている。(豚肉のナシゴレンも無くは無いものの、インドネシアでは豚肉を食べる地域はごく限られる)

ナンプラーやパクチーが入っているのはエスニックのイメージからなのでしょうが、これらはインドネシアではそんなに使われません。

そして、サンバルソースやケチャップマニスは実際に現地でもよく使われますが、それだけで味が完結するわけではないので、それだけでは現地のナシゴレンのようにはなりません。

和食の味付けが全て醤油のみでは成り立たないのと同じです。

何かが違うナシゴレンは、どれも一応目玉焼きが載っていたり、えびせん(クルプック)が載っていたりして、見た目はナシゴレンっぽいのですが、肝心の味が今一な事が多いです。

現地のナシゴレンを食べたことがなければ、味までは再現できないのでしょう。

インドネシアのナシゴレンはどのような物か?

インドネシアのナシゴレンも色々とあるので、これがインドネシアのナシゴレンというのは一概には決められません。

具材も鶏肉やエビがよくありますが、その地域の物が使用されることが多いです。

ただ、どのナシゴレンであっても美味しいです。どれにもサンバルソースがベースで旨みがあります。
旨みが化学調味料であることもあるものの、トラシなどをしっかりと使ったナシゴレンは本当に美味しいです。

インドネシア風のナシゴレンを作るには変にエスニックっぽくするのは良くないでしょう。
変にエスニックぽくするよりは、単純にチャーハンを美味しく作り、にんにくやエビの風味を加え、仕上げにケチャップマニスやサンバルを軽く混ぜるイメージで作った方がむしろインドネシアのナシゴレンに近い気がします。

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