まず初めに、私は鉄道に関しては特に詳しくはありません。
しかしインドネシアで鉄道に乗ったことは度々あり、景色や文化を楽しむのは好きです。
以前、インドネシアのジャワ島とスマトラ島の鉄道は「世界の車窓から」で紹介されていました。私も全話視聴しましたが、車窓以外に訪れる街も紹介されており、面白い内容でした。
インドネシアの現地の電車には、直接乗ってみることでしか見られない風景や光景があります。
例えば通勤鉄道では、シャツの方がいる一方でインドネシアのイメージには少ないスーツ姿の方が乗っているの姿も見られます。
また、インドネシアには寄付をする文化があります。
満員電車内では体の不自由な方やいわゆる物乞いの人も沢山いました。
満員電車であっても、乗客はその人のために道を開け寄付をする姿も沢山見られます。
これらはほんの一部分ですが、実際に現地で電車に乗ってみないと見えてこない事ですね。
表題の本はインドネシアの鉄道事情について非常に詳しく書かれています。
電車好きの方は凄く楽しめる本だと思われます。
「実際に乗ってみてわかる事」が書かれており、電車好きの方のみならずインドネシア好きの方にも読んでいて満足できる一冊です。