トラシ特集を続けます。
インドネシアの発酵エビペーストであるトラシ、旨みは非常に強く本格的なインドネシア料理には欠かせないものの、その匂いは強烈でクサヤを超えています。
トラシ特集を続けます。
インドネシアの発酵エビペーストであるトラシ、旨みは非常に強く本格的なインドネシア料理には欠かせないものの、その匂いは強烈でクサヤを超えています。
インドネシアスラウェシ島、タナトラジャに住むトラジャ族に関する研究について記した「大修館書店 鳥越憲三郎・若林弘子著 倭族トラジャ」を読みました。
インドネシア料理に用いるトラシについてもう少し述べていきましょう。
トラシ(terasi udang、トゥラシ、テラシなどとも表記される)はインドネシアの発酵エビペーストで、非常に旨みがあるものの、とにかく臭い調味料です。
トラシは使用する際に火を通します。
方法としては直火で炙るか、油と一緒に炒めるなどがあります。
前回の記事「ナシゴレントラシは本場の味で格別に美味しい」ではナシゴレントラシを作りました。
インドネシアの発酵エビペーストであるトラシ。
このトラシ、非常に美味しいですが、非常に臭いのが欠点です。
トラシはとにかく匂いが強烈です。
恐らくクサヤよりも臭いです。
私が知る限りの全ての食品の中で一番臭いです。
空気清浄機であってもトラシの匂いには負けます。
(空気清浄機本体にトラシ臭が付く可能性があるため、使用はお勧めしません)
トラシを使う上では臭いには直面せざるを得ません。
そこで今回はトラシ調理時の匂い対策について考えてみましょう。