インドネシア語は世界一簡単な言語と言われます。
それには理由があります。
私が思う一番の理由は、インドネシア語がインドネシア人の中でもいわゆる第二外国語にあたるからでしょう。
簡単に身につくようでなければ、インドネシアが国家として成り立ちません。
インドネシアの子供にはインドネシア語が通じない事もあった。
多様性の国、多民族国家インドネシア。
インドネシアは沢山の民族からなる国であり、それぞれの地域ではその地域の言葉が話されています。
ただ、いわゆるローカル言語だけでは異なる地域間での意思疎通や交流が出来ないため、違う地域間での会話に共通言語としてのインドネシア語がつかわれています。
そのため、まだインドネシア語を学んでいない小さい子供だと、インドネシア語が通じない事もありました。
地域によって異なりますが、インドネシア語を小学校位から学ぶようです。
また、日本語も必修科目として、学校で学んでいるインドネシア人も多いです。
ただ、日本語の時間数自体は少ないようで、彼らは往々にして「こんにちは」「ありがとう」「トヨタ」「ホンダ」「味の素」程度しか話せませんが、それでも教育の中でも日本語に触れさせているようです。
インドネシアの親日国としての一面が伺えますね。