目黒の老舗インドネシア料理店「せでるはな」のナシゴレンランチをご紹介します。
「せでるはな」は開店60年を迎えた日本最初のインドネシア料理店です。
目黒駅から徒歩数分とアクセスも良いです。
ナシゴレンランチ
こちらの「セデルハナ」私は以前から行きたかったものの都合がつかず中々行けなかったお店でした。
注文したのはナシゴレンランチ。
このナシゴレン、一言で言えば「インドネシアの香り」です
その言葉につきる気がしました。
屋台よりは家庭料理の丁寧なナシゴレンの感じです。
ランチのため、ガドガドサラダが+100円でつきお得です。
サンバルもつきましたが、フレッシュで辛すぎず非常に美味しかったです。
辛すぎるサンバルが多いなか、こちらのサンバルは良いバランスでした。
あえて市販品に例えるならコキタのサンバルバジャックマイルド(KALDIなどで購入可能)が近いでしょうか。
雰囲気
「セデルハナsederhana」とはインドネシア語で「質素」という意味です。
「中庸」という意味もあるそうです。
店内は(店外も)とにかく独特な雰囲気です。
「質素だけど、雑多、混沌」と言った雰囲気です。
インドネシアの音楽も流れています。
インドネシア大使館や学校が目黒にあるという場所柄かインドネシア人の常連の方が多いようです。
まさに「インドネシア」が好きな方で、現地のローカルバスなどにも抵抗なく乗れる方は気に入るとお店かと思います。
バリが好きな方や、観光ツアーなどが好きな方には不向きな雰囲気かもしれません。
テーブルにも「謎な写真」や「手紙」が散見されます。
雑多さがお店の歴史を感じさせる
写真に置物にと独特な雰囲気の店内。
雑貨に加え、インドネシアとは無関係な雑誌や書籍も散乱していました。
その中には手紙なども沢山あり、その無造作な光景を雑多だと見る人も大勢いるでしょう。
しかし、溢れんばかりの写真や手紙は、同時にこのお店が長年にわたって数多くの人達に愛されてきたことも感じさせます。
きれい、おしゃれな店が増えるなか、せでるはなのこのスタイルはありだと思います。
ハマる人にはハマるお店です。
私も再訪確実な非常にお気に入りのお店になりました。
ルンダンやカレー、サンバルゴレンウダンなど他のメニューを味わうのも楽しみです。
参考リンク「セデルハナ公式ホームページ」(要予約の時もあり営業時間は要確認です)
セデルハナは、2016年1月末で、閉店になります。
小耳にはさんだだけなんですが、目黒通りの山手通りを越した先にあるチャベが跡を継ぐらしいです。
高市様
情報をお寄せいただきありがとうございます。
セデルハナの閉店は非常に残念です。
チャベも移転するようなので、確かにチャベが跡を継ぐのはありそうですね。