今朝テレビを付けたところ、ちょうどインドネシアのゴミ事情についての取り組みが放送されていました。
テレビでインドネシアが特集されていると、私はついつい見てしまいます。
インドネシア現地では、ゴミ対策への意識は残念ながらまだ低い傾向にあります。
上記の写真は現地の山道に珍しくみかんが投機されていたものです。
この時は、そのみかんには野生の猿が食べに来ていました。
インドネシアではまだゴミへの意識が低く、街中など至る所にゴミが捨てられている事があります。
それは、景観地であってもよく見られる光景です。
上記のようなみかんなどは珍しいのですが、ビニール袋やペットボトルなどは沢山捨てられています。
学校などでの環境教育も進んでいるようではありますが、どうしてもゴミは増える傾向にあるようです。
今朝の番組ではインドネシアの医師の方がゴミの持ち込みで診療を行うといった取り組みを行っていました。
この方、なんと25歳という若さです。
診療を受ける人はゴミを分別して持ち込むと無料で診察を受けられます。
そして診療所はそのゴミをリサイクル業者に出すことで収益を得ます。
この医師の方は企業家として海外でも紹介されており、同様のモデルの取り組みはインドネシアの他の地域でも始まっていっているそうです。
インドネシアには貧困から十分な診療を受けられないケースも多いと聞きます。
ゴミ問題と医療の問題の両方にアプローチできる素晴らしい取り組みですね。
参考リンク「“ゴミ持ち込めば無料で診察” 診療所開設」