簡素な宿に泊まり、インドネシアの虫の鳴き声を楽しむ

以前の記事「決定版ナチュラルサウンド・イン・アジア」でご紹介したCD「ナチュラルサウンドインアジア」はインドネシアの自然の音楽を楽しめる素晴らしいCDでした。

このCDを聞くと、私はインドネシア現地の簡素な宿を思い出します。
nasigoreng.blog339
宿泊費は確か1泊5$程度

インドネシアでは、高級ホテルやリゾートに泊まるのも人気ですね。
一方で自然に囲まれた簡素な宿に宿泊してみるのも違った現地感を味わえます。
(ただし、それが楽しめるかどうかは人によります)

自然の中の「リゾート」と、自然の中の「簡素な宿泊施設」の違い
設備面の豪華さが異なるのは明らかなので、言うまでもないでしょう。
その他にも決定的に違うのは「就寝時に聞こえる自然の音」だと私は考えます。
簡素な宿に泊まると聞こえてくるのは、「虫の鳴き声や動物の足音など」が鮮明に聞こえてきます。
日本で行うキャンプなどとも何故か違った感覚です。
壁一枚を隔てた向こう側に、確かに動物や得体のしれない物がいる事を感じられます。
自然の中のリゾートでも物音は感じられますが、簡素な宿での臨場感とは雲泥の差があります。
初述のCDナチュラルサウンドインアジアの解説書には以下のような一文がありました。

草むらに座り込みじっと耳に神経を集中させる。体全体が虫の音に包まれ、草原の一本の草になったようだ。
(ナチュラルサウンドインアジア解説書より引用)

恐らくこの感覚に似たような物でしょうか。
言わば、自分自身も自然の中に一体化したかのような錯覚すら覚えます。
これもインドネシアの楽しみ方の一つなのかもしれません。

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