今回はバンティムルンシリーズの最終回です。
jalan jalanとは「散歩、歩いてみて回る」といった意味です。
内容は前回の記事「バンティムルン自然保護区の博物館を訪れる」の続きになります。
(バンティムルンシリーズは「蝶の谷、バンティムルン自然保護区を訪れる」が最初の記事になります。)
折角「自然保護区」と言われる場所まで来たのですから、もっと散策を楽しみましょう。メインの滝の向かって右側方面にトレッキングルートが続いています。
滝の近くはとにかく人だらけという程、人で溢れていました。
それとは打って変わってこのトレッキングルートには人がほとんどいません。
道自体はある程度整備されていました。
ある程度登山に慣れた方なら、歩くこと自体にはそれ程問題はないかと思います。
私自身このルートの最後まで行ってみたかったのですが、この日は時間的な制約があったため、残念でしたが途中で引き返しました。
受付や案内所などでルートに関してもっと情報を集めた上で、出来るのであればもっと奥まで行ってみるのも面白いかもしれません。
バンティムルンについて調べてみたところ、早稲田大学の探検部の方が付近の沢登りをされていたようです。
参考リンク「レアンレアン沢踏査報告」
さすがに私には真似できませんので、写真でこのすぐ近辺の景色を見ることができて興味深かったです。
この早稲田大学探検部の記事は「マカッサルから近いと言えど、この周辺はまだ探検的余地が残っているのではないだろうか。」という一文で締めくくられていました。
実際にこの近辺では、2014年にも古代人の手形について新しい発見がされています。
参考記事「リアンリアン先史公園に残る古代人の手形」(旧ナシゴレン研究家のブログ)
この地域は岩場や奇岩が沢山あります、その中にはまだ公に知られていない風景が残っているかもしれません。
冒険好きな方にも凄く楽しめる場所なのかもしれませんね。
インドネシアはバリ島やジャワ島以外にも魅力的な場所で溢れています。