先日テレビ番組「世界の何だこれミステリー」で、スマトラ島のシバヤック山(シバヤッ山、Gunung Sibayak)が放送されていました。
今回放送されたスマトラ島のシバヤック山は私も訪れたことがありましたので、その時の事を振り返ってみます。
アクセス方法は、スマトラの玄関口メダンから高原の街ブラスタギに移動し、シバヤック山へ登るのが一般的なルート
この番組「世界の何だこれミステリー」は以前にもジャワ島のイジェン火山や、ボロブドゥールの元となった寺院、ジョグジャのジョンブラン洞窟や鶏の形をした教会などインドネシアの面白い場所を紹介しています。
参考リンク「ジョグジャカルタ近郊の鶏の形をした教会へのアクセス」
今回の放送では、シバヤック山では人間の鼓膜などを破壊する「地獄の声」(suara neraka スアラナカラ)が聞こえると紹介されていました。
私がシバヤック山に登った時、この地獄の声については知りませんでした。
今思うと知らずに登ったのは危なかったのかもしれませんが、そうでなくても十分に危険な山ではあります。
今回はアクセス方法についてまとめてみます。
「シバヤック山」への拠点となる「高原の街ブラスタギ」へのアクセス
日本からメダン(Medan)へはマレーシアやシンガポールを経由する方法があります。
クアラルンプールからメダンは距離的にも近いため、時間のロスを減らせます。
LCCなども多くあり、日本夜発、現地朝着の便もありますので、よく比較検討してみると良いでしょう。
ジャカルタ経由で行く事もできます。
次に、メダンからブラスタギ(Berastagi)まで移動します。
メダンはインドネシア一危険な街とも言われます。
メダンを観光してもいいですが、不安な場合はメダンは観光せず、あくまで中継地とすると良いでしょう。
メダン市内のバスターミナルからブラスタギに移動すれば割安で済みます。
割高でも良ければ、空港から直接車をチャーターすれば時間を大幅に短縮できます。
メダン~ブラスタギ間の所要時間は2時間程度でしょうか。
「ブラスタギ」から「シバヤック山登山口」まで
私は最初は歩いて行きましたが、途中からはバスに乗りました。
距離がありますので、雰囲気をある程度楽しんだら後はバスで行くのがおすすめです。
料金は乗る際に運転手によく確認しましょう。
割高でも良ければ、タクシーやバイクタクシーでもアクセス可能と思われます。
登山前には、事務所で登録をします。
過去に行方不明になった日本人もいるそうなので、必ず登録は必要です。
しかし、あくまでバスは途中までです。
以降は舗装された道を歩きます。
この道はあまり面白い道ではありませんね。
歩いた時間は20分位でしょうか。
登山道はある程度整備されています。
最初の内は、道はそれほど危険ではありません。
次回に続きます。