私はジャワ島に行き、初めてナシゴレンを食べました。
食べたのは、ジャカルタの安宿街の屋台でした。
それまでも、ナシゴレンという単語は聞いたことがあった気がします。
私にとってナシゴレンは、単語を知っているという程度の存在でした。
もしかしたら、一度くらいは日本でもナシゴレンを食べたことがあったのかもしれません。そして、記憶に残っていない位、ナシゴレンはどうでもいい食べ物だったのかもしれません。
しかし、現地のナシゴレンを食べてから、ナシゴレンは私にとって特別な食べ物になりました、。
現地のナシゴレンは何度食べても飽きない
海外旅行というだけで、その地の料理は美味しく感じるのかもしれません。
海外で食べる屋台の料理と言うのは、どの料理も美味しいものです。
それまでも美味しい屋台料理は何度も口にしていました。
しかし、その時のナシゴレンは今まで食べてきたどの料理とも違う感動があった気がします。
ナシゴレンには美味しい+感動がありました。
美味しい料理というのはよくあります。
しかし、感動する料理というのは、あまりありません。
ナシゴレンは何度でも食べたくなる魅力がありました。
そして、実際に何回も食べても決して飽きる事が無かった。
これがナシゴレンが他の料理との違いでしょう、そして、私はナシゴレンの研究をしたいと思うようになりました。