当ブログではインドネシア現地情報も紹介してきました。
インドネシアで有名なところに加え、日本ではそれほど有名でない所も紹介しています。
有名でない所にも、お勧めしたい素晴らしい場所が沢山あります。
むしろある程度マイナーな所を訪れるのが好きな方も多いはず。
今回はスマトラ島のブキティンギを紹介します。
ブキティンギのシンボルである時計塔
夜には周囲にナイトマーケットも開かれる
スマトラ島の観光旅行ならメダンから各所を回るより、パダンからブキティンギを目指した方が満足度は高いと思われる
スマトラ島の都市として、北部のメダンや中部のパダンがあります。
メダンはスマトラ島最大の都市であり、航空便も多数あります。
一方で欠点として、街自体の観光名所が乏しいのと治安が良くないという特徴があります。
メダンからはアクセスできる観光地としては、
・世界最大のカルデラ湖であるトバ湖
・オランウータンの住む国立公園
・トレッキングの拠点にもなる高原の避暑地ブラスタギ
などがあります。
これらにも欠点があり、それぞれの場所にアクセスするのに長時間かかります。
どこかポイントを決めてそこに長く滞在するのなら良いですが、どこも訪れようとすると移動に大分時間を取られてしまいます。
私がお勧めしたいのはパダンからブキティンギを目指すコースです。
パダンへのアクセスは、クアラルンプールやシンガポールを経由すると比較的容易であり、日本夜発→現地朝着の便もあります。
航空便については、日本の旅行社のサイトではなく「スカイスキャナー」などで検索してみると良いです。
パダンは、パダン料理が有名なのと海に沈む夕陽が見どころですが、観光名所はあまりありません。
ブキティンギはパダンから2時間程度で行くことがます。
ブキティンギは高原にあるため、快適に過ごすことができます。
ブキティンギは観光地でありますが、現地のミナンカバウ族の特有の文化がそのまま残っていますので、現地感も味わえます。
同時に、外国人観光客向けのツアーなども充実しており、外国人が周囲を観光するのにも困らず英語も比較的通じます。
ブキティンギからアクセスできる観光資源は非常に豊富で
・インドネシアのグランドキャニオンとも称されるガライシアノ渓谷
・周辺の山や谷へのトレッキング
・マニンジャウ湖
・世界最大クラスの花、ラフレシアの観察
など魅力的な場所が多数あり、それぞれの場所へのアクセスが容易です。
ブキティンギから他の場所を巡るのなら、移動に多くの時間を取られるのではなく、中身に多くの時間を割くことが出きます。
そのため、スマトラ島を訪れるのなら、パダンからブキティンギに行くのはおすすめのコースです。