インドネシア料理に欠かせないのがサンバルです。
このサンバルに黒ニンニクを使ってみたらどうなるか?と試してみたことがあります。
サンバルとはインドネシア料理の最も基本となる調味料です。
「唐辛子、バワンメラ(現地の玉ねぎのような物)、ニンニク(バワンプティ)、ショウガ、トマト、トラシ(発酵エビペースト)」などをすり潰して作ります。
すり潰す食材や配合を変化させて味にバリエーションを付けることが出来ます。
現地ではそれぞれの家庭の味のサンバルがあると言われます。
サンバルを作る時、本格的な味を目指すのであれば、インドネシア食材店で現地の唐辛子(日本ほど辛くない種類の物もある)やバワンメラなどを購入するのが良いです。
一方で私は日本の食材を使ってアレンジしたサンバルを作れないかとも試しています。
今回はニンニクの代わりに黒ニンニクを使って黒サンバルを作ってみました。
<利点>
・潰しやすく、サンバルづくりが容易
黒ニンニクは通常のニンニクに比べてやわらかいので、容易にすり潰せます。
・栄養価が高い(と思われる)
黒ニンニクは通常のニンニクと比較して、高い健康効果が期待されます。
<欠点>
・風味が弱い
にんにくの臭みが無いというのは黒ニンニクの特徴でもあります。しかし、サンバルにすると風味の弱さがサンバルの香りの少なさにつながってしまいました。
<感想>
風味が足りず、正直パンチ力不足でした。あまり美味しいとは言えません。
通常のニンニクの代わりに黒ニンニクを使うのはおすすめできません。
通常のサンバルをまず作り、+αとして黒ニンニクを加える分には有りと言えます。