まるごとインドネシアep12では、フローレス島の秘境ワエレボ村やコモド国立公園などが紹介

当ブログで度々記事にしてきたのが、インドネシア紹介番組「まるごとインドネシア」です。(英語名wondernesia、現在では放送終了)

3人のブロガーが数か月にわたってインドネシアを旅し、その魅力を紹介していく番組でした。

最終回で放送されたのは、フローレス島やリンチャ島などです。

写真はインドネシアスマトラ島、リンガ村に残る伝統家屋nasigoreng.blog587

最終回フローレス島「冒険に次ぐ冒険、驚きの発見と想像を超える美しさ」

フローレス島と言えば、クリムトゥ山が絶景として比較的有名なのですが、今回の放送では出てきません。
フローレス島で訪れたのは、秘境ワエレボ村でした。
それでは、内容をまとめていきます。

バリ島に近くに位置するフローレス島は、ダイビングスポットやオオトカゲで有名。
ンベリリン山のふもとリアンダラ村で、鞭で打ち合うパフォーマンス「チャチ」を見学・体験する。
収穫を願う踊りであり、組になって鞭を撃ち合う、相手の背中に鞭があたると翌年は豊作になるという。
続いてバンブーダンス「テテクアル」を体験する。
テテクアルは、リズムに合わせて細かく動く竹を飛び越える踊り。

ルーク
リンチャ島のコモド国立公園で、コモドオオトカゲ(コモドドラゴン)を探す。
コモドドラゴンは、唾液中に含まれる最近で相手をしとめる。
感覚が非常に鋭敏で、奇襲を仕掛ける事もあり、水牛なども襲う。
卵を守っている場合などは警戒心が強く、近づくのは非常に危険。
襲われる危険性もあり、噛まれて24時間経過したら致命的になる。

メイ
コモド国立公園付近でダイビングを行う。
ターコイズブルーの海は非常に美しく、マンタもいる世界有数のダイビングスポット。
写真やテレビで見るのと、実際の美しさは桁違いという。
マンタ以外にも、イソギンチャク、サンゴ、サメ、エイなど見どころは多い。
マンタは追いかけたり、触ったりしてはいけない。
マンタは指紋の代わりに、お腹の模様で個体を見分ける。

ダイアナ
山の上の森の中にある秘境ワエレボ村を訪れる。
ワエレボ村は山のような屋根を持つ7つの家からなり、まるでおとぎ話から抜け出たような風景。
男達は駒を回し、女達はコーヒーを木臼で潰す。
コーヒーは貴重な収入源になっている。
訪れるには一番近くの道路から、険しい山道を3時間(現地の人の速さ)ほど歩いていく必要がある。
村では、歓迎式が行われた。
歓迎の意味を持つ鶏を交わしてから、村長は「村の子ども」だと話す。
村は自分たちの物であると同時に祖先の物だと考えられている。
泊まるのは伝統家屋、5層構造になっており50人が泊まれるという。
村の歴史は1030年になるという。
恐らく1000年さかのぼっても、きっと今と変わらない姿がそこにある。

冒頭のリンガ村の伝統家屋も、今でも実際に家屋として人が住んで暮らしている。
インドネシアでは伝統家屋が観光・見学用として公開されていても、人が住んでいる場合が多くあります。
nasigoreng.blog588

番組最後に流れたルークのコメントが、インドネシアの魅力を的確に表現していました。
「(インドネシアの各地を訪れる前は)サーフィンやバリ島しか知らなかったが、魅力に圧倒された。山に登ったり、火山を見たり、滝に行ったり、海も美しかった。この国には1000の顔がある。」
もちろん番組で紹介されたのは、インドネシアの一部に過ぎません。
インドネシアはまだまだ知らない魅力にあふれていますね。
まるごとインドネシア、非常に良い番組でした。

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