ヒジャブとは、インドネシアの女性が頭にかぶっている布の事です。
インドネシアでは一般的には女性は髪の毛を晒してはならないことになっています。
全員と言う訳ではありませんが、ヒジャブをかぶっている女性が大半です。
穏やかな時間が流れていたマニンジャウ湖
個人的にはトバ湖よりもお勧めの場所です。
マニンジャウ湖周辺のトレッキングをしていた時に見かけた、ヒジャブを楽しそうに汚す奇妙な光景
マニンジャウ湖周辺では、外国人向けのジャングルトレッキングがあり、私はそれに参加していました。
マニンジャウ湖は火口湖です。
湖周辺は大幅にへこんでおり、湖周辺から周りの山へ歩いて通るルートがあり、ジャングルトレッキングという名称になっていました。
(実際は言うほどジャングルトレッキングでもなかったのですが、、、)
さて、ジャングルトレッキングを終えて見晴らしの良い場所で休憩していると、学生たちが走り回ってきて、私は奇妙な光景に出会いました。
10人くらいの学生が、一人の学生のヒジャブに泥を塗ろうとして、追いかけていました。一人の学生は塗られまいと逃げていたのですが、その表情はとても楽しそうです。
いわば、鬼ごっこみたいな感じです。
私はガイドに「彼らはふざけて遊んでいるのか?」と聞いてみました。
ガイドは「この地域では、昔から誕生日になった子にヒジャブを汚して祝う風習(習慣)がある。実にcrazyだけど、こういうのも面白くていいよ」といった事を話していました。
この周辺地域だけに限定された風習のようです。
風習と言うほど大げさな物ではなく、何となくノリで年々続いているような印象でした。
触れてみないと分からない現地の文化があります。