現在上映中のディーンフジオカ氏主演の映画「海を駆ける」を見てきました。
最近はインドネシアから離れていたのですが、この映画を見て、非常にインドネシアに行きたくなりました。
インドネシアに親しみがある方にとっては、現地を思い起こさせる非常に楽しめた映画だったと思います。
何でも無い風景が美しいのがインドネシア
映画ではスマトラ島北部の町バンダアチェが舞台でした。
アチェには以前私も興味を持っており訪れたかったのですが、内戦が続いていた経緯があり、治安上の安全が確認できず訪れるのを断念したことがあります。
アチェについては詳しくは、以前にも当ブログで記事にしています。
スマトラ島北部の街アチェでは29年間に及ぶ内戦が続いていたが、津波が契機となり終結した。
2004年のスマトラ沖地震ではインドネシアでは約17万人の人が亡くなったと言われています。
その中でも特に被害が大きかったのが、スマトラ島北部の街アチェ(バンダアチェ)です。
当時アチェではインドネシアからの独立を求めて内戦が続いていました。
この地震が戦争をやめさせる意識をもたらすきっかけとなり、津波から8か月後、政府軍と独立派の双方の代表が和平文書に署名することになりました.
参考リンク「「TSUNAMIをこえて スマトラ沖地震とアチェの人びと」感想」より引用
もう5年以上前になりますが、女優の大塚寧々さんがアチェを訪れています。
私もこの番組を視聴した記憶があります。
参考リンク「アジア熱風街道 ~大塚寧々とアンダマン海の子どもたち~」
映画「海を駆ける」の舞台は、観光地でも何でもない「普通のアチェ」「普通のインドネシア」の姿でした。
そこに描かれているベースとなるのは、インドネシアの普通の日常でした。
「普通の日常風景の中に日本にはない魅力がある。」それがインドネシアです。
映画を見て、そんなことを思い出しました。